筍と蕗とセックス.txt【未完】

ハイ☆スピード!2巻後のはるそうが何かするはずだった。

「玄関が濡れちまうな」と遠慮していたら、「構わないから上がれ」と七瀬が不機嫌そうな顔で言った。
フンと横を向いていじけた犬のような顔をして。
俺にもようやく、七瀬のこういう表情が善意の照れ隠しらしいってことがわかってきた。
たぶん。
「ああ、そう」と俺はなるべく何気なく聞こえるように平坦な声で言う。
感謝なんかしたらこいつは怒って俺を追い出すかもしれない。
そういうやつだ。


夏の大会で七瀬に負けてから、俺は七瀬のことが前より好きになっていた。
悔しいという思いがなかったわけじゃない。





「山崎」と、七瀬が言った。
「また飯を食いに来い」

絶対にいやだ。

終わり。

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